掲載するものが決まったら、PTA広報誌のレイアウトを決めます。
この段階では、まだ細かい部分まで決める必要はありません。誌面の開き方や記事の配置などをおおまかに決めていきます。
その手順は、以下のようになります。
- 開き方を決める
- 縦書きか横書きかを決める
- 写真・文章の配置を決める
では、1つひとつについて説明していきます。
広報誌の開き方を決める
まず一番最初に決めるのは、広報誌の開き方です。
観音扉のように開くのか雑誌のように開くのか三つ折りにするのか、それとも一面全部が記事となる新聞紙型にするか。
いずれも完全に閉じるとA4あるいはB5サイズになりますが、開き方や閉じ方は様々です。
観音扉型レイアウト
観音扉型の場合、左右のページがパカッと開くようになるので、左から右へと流れるように眺められる誌面になります。
新聞紙型レイアウト
新聞紙型は全体を一度に眺められるので、スケールの大きい誌面を作ることができます。
過去の広報誌や他の小学校の広報誌などを参考にしながら、どの開き方が良いかをメンバーで話し合います。
縦書きか横書きかを決める
先ほど決めた開き方によって変わってくると思いますが、文字情報を縦書きにするか横書きにするかを決めます。
雑誌型や新聞紙型なら縦書き、観音扉型は全体を開いた誌面が横に長くなるので横書きになる場合が多いようです。
昨年度までの広報誌や他校の広報誌、雑誌や新聞などを参考にしながら、読みやすいレイアウトを考えましょう。
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写真・文章の配置を決める
掲載予定行事の写真・文章をどのように配置するかを、おおまかに決めていきます。
写真のできあがり具合や行事の充実度によって変わってくるので、現時点で細かく決めておく必要はありません。ただ、早いうちに写真・文章の配置を決めておくと、メンバー全員が誌面をイメージすることができます。
最初に全体のイメージができあがるか否かで、写真の撮り方や文章の書き方は全く違ってきます。掲載する行事や企画が決まったら、なるべく早く写真や文章の配置を決め、メンバー同士で完成イメージを共有しましょう。
広報委員全体のモチベーションアップにもつながりますよ。