PTAの広報誌を作るうえで、写真撮影は欠かせません。
写真撮影は誌面作りの第一歩といえます。
そこでまず重要なのは、各行事の撮影人数を決めること。行事の規模によって、担当者を割り当てていきます。
そこで重要なのは、以下の3つのポイントです。
- 行事の規模によって決める
- 委員の希望を聞く
- 撮影人数は1〜2名多めにする
では、それぞれについて説明していきます。
行事の規模によって決める
撮影者の人数は、行事の規模によって決めます。
まず、1年で最も大きい行事・運動会は広報委員全員で撮影に臨みましょう。運動会の場合は、演目によって撮影場所を細かく決めるのがポイントです。
たとえば徒競走では、トラックの内側から撮る人を多めにします。その際には、スタート地点・中間地点・ゴール地点の3点で最低1人ずつ配置しましょう。
また種目のなかには、上から見ると美しいものもあります。
たとえばダンスなどは、横から見るとわかりませんが、上から見ると見事な円陣になるなど工夫が凝らされている場合が多いです。
そのような種目では、校舎の3〜4階から撮影することが必要です。横からだけでなく、上から撮影する人を必ず1人は配置しましょう。
他の行事は、だいたい3〜4人でよいでしょう。
体育館の行事などは、前方・後方・上(窓のカーテンを開ける2階部分・キャットウォーク)で最低3人決めておくと、行事全体の様子がよくわかる良い写真ができあがります。
町探検や遠足などの校外行事の場合は、各休憩場所に3人ほど配置すると良いでしょう。
どんな行事でも、ロングショットとクローズアップ、それぞれの写真を豊富に撮れるように人数・配置を決めましょう。
委員の希望を聞く
広報誌の写真撮影者を決める際には、委員の希望を聞きましょう。
たとえば学年ごとの行事の場合は、たいてい、その学年にお子さんのいる保護者が撮影を希望します。
また、仕事などでなかなかPTA活動に参加できない委員の方も、「この日なら休める」と撮影を買って出てくれる場合もあります。
写真撮影の担当者を決める際には、必ず広報委員1人ひとりの希望を聞きましょう。
撮影人数は1〜2名多めにする
撮影担当者は、各行事につき1〜2名多めにしておきます。それは撮影担当者が、子どもの病気などで急きょ欠席する可能性があるからです。
子どもが小学生のうちは、まだまだ病気になりやすく、また子どもだけ家に残しておくわけにもいきません。
また、下のお子さんが病気になった場合も同様。小さい子どもがいると、そのような事態は避けられません。
撮影担当者を決める際には、ギリギリの人数よりも1〜2名多めにしておきましょう。
そうすることで、肝心の写真がないといった最悪の事態を防ぐことができます。