PTA広報誌の写真選びが終わると、それを先生方全員に回覧します。それは、掲載NGの写真をチェックしてもらうためです。
多くの小学校では、年度初めに「小学校HPや広報誌掲載に関するアンケート」が配られます。
先生方はそのアンケートに基づき、「児童の写真を小学校のサイトや学校・学年だより、広報誌に載せても良いか」を確認します。
掲載不可とするご家庭には、様々な事情があります。なかには広報誌に掲載されることで、家族の安全が脅かされる場合も考えられます。
そこでPTA広報委員は、掲載予定の写真を先生方全員にチェックしてもらうよう依頼します。
その際には、以下の3つに気をつけましょう。
- 口頭でなく必ず文書で行なう
- 掲載不可の理由までは聞かない
- 締切を設定する
では、それぞれについて説明していきます。
口頭でなく必ず文書で行なう
先生方に写真をチェックしてもらう際には、口頭でなく文書で行ないます。
「掲載不可の写真No.」「先生の担当クラス・教科」「先生の氏名」を書いた表と共に、写真を先生方に回覧します。
口頭で行なうと、どうしてもミスが生じやすくなります。写真のチェックは必ず文書で行なうようにしてください。
掲載不可の理由までは聞かない
写真掲載NGと聞くと、何となくその理由が気になるものです。でもそれは非常にデリケートな問題。
先生方はそれを把握していますが、それを詮索するような真似は絶対にやめましょう。
個人のプライバシーをしっかりと守ることも、PTA広報委員の重要な役割です。
締切を設定する
先生方に写真をチェックしてもらう際には、必ず締切を設定し伝えましょう。
たいてい2〜3日で全員に回覧されるようですが、先生が休んでいたり出張に行っていたりすると回覧がストップしてしまいます。
写真のチェックは、広報誌作りの大詰めで行なわれることが多いです。必ず締切を設定し、先生方にそれを伝えましょう。
そうすることで、先生方は早く回覧されるよう配慮してくださいます。