撮影した写真をまとめたら、今度はPTA広報委員全員で写真を選びます。
広報委員全員とはいえ、各号の担当メンバーだけで構いません。
担当メンバーのうち、なるべく多くの人が集まれる日を選び、写真の選定を行ないます。
PTA広報誌に載せる写真を選ぶ際には、以下の4つのポイントに注意しましょう。
- 大人数・少人数両方の写真を選ぶ
- 顔がわからない写真も選ぶ
- 運動会の写真は帽子のバランスを考えて選ぶ
- 先生を巻き込んでもOK!
では、それぞれについて説明していきます。
大人数・少人数両方の写真を選ぶ
PTA広報誌に載せる写真は、大人数・少人数両方の写真を選ぶようにしましょう。
たとえば合唱や合奏は、なるべく多くの児童が写るようにします。スポーツ選手との交流行事などでは、集合写真を撮っておいてもよいでしょう。
ただしそれだけだと、後にトラブルになる場合があります。
写真のなかに1人でも「掲載NG」の児童がいると、広報誌に載せることはできません。児童全員が写っている写真ばかり選んでしまうと、また1から選びなおすことになってしまいます。
広報誌に載せたい写真を選ぶ際には、大人数のものだけでなく少人数しか写っていない写真もセレクトしておきましょう。
顔がわからない写真も選ぶ
PTA広報誌に載せる写真を選ぶ際には、顔がわからない写真も選んでおくことが大切です。
子どもたちの顔がはっきりとわかる写真だけだと、またもや「掲載NG」の恐れが出てきます。
横から撮ったものや後ろから撮ったものなど、「顔がわからない写真」も選んでおきましょう。
誰かに感謝をするような行事の場合(地域の交通安全指導員の方や保護者等)は、お辞儀をしている写真なども良いでしょう。
顔が隠れて、なおかつ行事の趣旨が伝わるのでオススメです。
運動会の写真は帽子のバランスを考えて選ぶ
運動会の写真を選ぶ際には、帽子のバランスを考えて選びましょう。
たとえば紅組と白組とで分かれている場合、児童の帽子は紅白に分かれます。掲載されている写真が赤の帽子ばかりだったり、はたまた白の帽子ばかりだったりすると、視覚的にバランスの悪い誌面になります。
また「特定の児童を撮っているのでは」といった不公平感を与えることにもなります。
運動会など体操着姿の写真を選ぶ際には、児童がかぶっている帽子の配色バランスを考えて選びましょう。
先生を巻き込んでもOK!
写真選びに、先生方を交えるのもおすすめです。
特に卒業にまつわる行事などは、先生方の思い入れも強いもの。6年生担任の先生と一緒に選ぶのも良いでしょう。
写真選びに迷ったら、思い切って当該学年の先生方を呼んでみてください。先生は掲載NGの児童なども把握しているので、後で写真を差し替える手間も省けます。
だからといって、最初から先生方をあてにするのは禁物。
よほど写真選びに困った時の「奥の手」と考えてください。