先生を紹介する記事を書く前に、まず決めなければならないことがあります。
それは「先生方に何を聞きたいか」です。
ここでは、先生紹介の内容の決め方について解説していきます。
インタビュー内容を決める際には、以下の3つに気をつけましょう。
- ネガティブな内容は避ける
- 年齢があからさまにわかるようなものは避ける
- 先生以外の職員の方にも配慮する
では、それぞれについて説明していきます。
ネガティブな内容は避ける
インタビューやアンケートの内容はいろいろありますが、実はタブーがあるのをご存知でしたか?それは「先生方のイメージがマイナスになること」なんです。
たとえば「自分の短所は?」「嫌いな食べ物は?」といったことです。
一般的なアンケートなら短所を答えてもらっても構いませんが、そこは小学校。子どもたちに「先生の短所」を知らせるのは良くありません。
なかにはそれだけで先生を蔑み、学級崩壊を起こす児童がいます。世の中、きれいごとばかりではありませんが、広報誌を通してトラブルが起きるのは嫌ですよね。
また、「嫌いな食べ物」といったネガティブなインタビューも禁物。
好きな食べ物なら問題ありませんが、先生に好き嫌いがあっては子どもたちに示しがつかないですよね。
またネガティブではないにしても、「自分を動物にたとえると?」といった質問も避けた方が良いでしょう。子どもたちが、そこから変なあだ名をつける場合が考えられます。
先生紹介のインタビュー内容は、あくまでポジティブで当たり障りのないものを。
「好きな歌」「子どもの頃の夢」「行ってみたい場所」「子どもたちにおすすめの本」など、夢がある前向きなものが望ましいといえます。
年齢があからさまにわかるようなものは避ける
先生へのインタビュー内容では、先生の年齢があからさまにわかるようなものも避けましょう。
たとえば「子どもの頃に好きだったアイドル」などは、世代がわかってしまいますね。そうはいっても、どんな質問をしても世代というものはにじみ出てしまうものですが・・・。
あまり年齢を知られたくないのは、先生も保護者も同じ。自分が聞かれて少しでも嫌だなと思うことは、避けた方が無難です。
先生以外の職員の方にも配慮する
先生紹介の記事では、先生以外の職員の方も紹介します。
たとえば事務作業をしてくださっている方は、教員ではなく自治体の職員です。
他にも、図書館司書・技術員・栄養士・養護の先生等々、小学校では色々な職業の方が働いています。
取材依頼や誌面作りでは、「いわゆる『学校の先生』という職業ではない方も働いている」ということを念頭において作業をしましょう。