PTA広報誌は、どのようなものが喜ばれるのでしょうか。
それはずばり「写真が多いもの」です。
保護者がPTA広報誌に目を通す理由は、「子どもたちの様子を知りたいから」。その一言に尽きます。
小学校では、意外と保護者が参加・観覧できない行事が多いです。また参加はできても、「広報委員・教職員以外の者による撮影は禁止」という行事もあります。
そんな時こそ広報委員の出番!
子どもたちの活躍の様子をしっかりとカメラに収め、保護者の方々に伝えれば、きっと喜ばれる広報誌になります。
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時々、誌面の見栄えを良くするために「大きな写真をドーンと1枚」といったレイアウトが推奨されますが、私はそれにはやや反対です。
確かに、あまりに小さい写真ばかり並んだ誌面ではインパクトが弱いかもしれません。
でも1枚だけドーンと載っていると「えっこれだけ? うちの子は載ってないの?」などと不満を持たれる恐れがあります。
時には「この子、広報委員のお母さんの子どもなんじゃないの?」なんてあらぬ疑いをかけられる場合も・・・。
写真に大小のメリハリをつけるのは良いと思いますが、載せる写真の枚数はできるだけ多くした方が良いでしょう。
ただしその際には、被写体の向きなどに気をつけて、写真の配置を決めましょう。
被写体が全部誌面の外側を向いていたり、同じ方向を向いていたりすると、まとまりのない誌面になってしまいます。
被写体が正面を向いている写真は中央に、被写体が向かって左側を向いている場合は右側に配置するなど、見やすい誌面になるよう配慮しましょう。
保護者の方の多くは「うちの子、載ってるかな?」と意外とよく見ています。
またなかには、行事の間に「この子、うちの子です! 撮ってください」なんて頼んでくる保護者の方もいらっしゃいます。
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PTA広報誌は影が薄いように見えて、意外と皆さん「うちの子が載る」ことを楽しみにしているのです。
そんな保護者の方々の気持ちをくみとり、広報誌には写真をたくさん載せましょう。
また、これはちょっと大きな声では言えませんが、写真を多くした方が文字校正の苦労が少なくて良いですよ。
写真の多い広報誌は、読み手にとっても作り手にとっても嬉しい広報誌なのです。