冬になると、多くの小学校でマラソン(持久走)大会が開かれます。
PTA広報委員は、寒空のなか子どもたちを撮影することになります。
でも、マラソン大会は主に平日に行なわれるため、観ることのできない保護者が多いです。
そのような方のためにも、一生懸命走る子どもたちの姿をしっかりとカメラに収めましょう。
マラソン大会では、以下の5つに気をつけて撮影しましょう。
- 撮影場所は3カ所に分かれよう
- 準備体操のシーンも忘れずに
- 歩いている子はなるべく撮らないようにする
- 場所がわかるように風景も撮ろう
- 見学する児童の活躍も撮ろう
では、それぞれについて説明していきます。
撮影場所は3カ所に分かれよう
マラソン大会を撮影する際は、だいたい3カ所ぐらいに分かれて撮影します。
1人はスタート地点、1人は折り返し地点、あと1人はスタートと折り返しの中間地点です。
小学校によって違うとは思いますが、マラソン大会ではたいていスタート地点とゴール地点が同じです。よって、スタートの瞬間とゴールの瞬間は1人の方が担当すれば十分でしょう。
また、折り返し地点を撮影すると、往路と復路のお子さんの表情を一度に撮ることができ、立体感のある写真になります。
スタートと折り返し地点の中間で撮影する人は、往路のみ・復路のみ・往路復路両方の3つを撮るようにします。
準備体操のシーンも忘れずに
マラソン大会では、走る前に先生のお話や準備運動などが行なわれます。
走る姿だけでなく準備運動の写真も撮影しておくと、マラソン大会全体の様子がよくわかります。
歩いている子はなるべく撮らないようにする
小学校の子どもたちは、高学年になるとダラダラした行動をとるようになってきます。
「何かを一生懸命やることは恥ずかしい」といった、思春期特有の感情が芽生えてくるんでしょうね。
1・2年生は最後まで必死に走りますが、4年生ぐらいから、ゆっくり歩いてゴールするような子が増えてきます。
マラソン大会の写真を撮る際には、できるだけ「ダラダラ歩いている子は撮らない」ようにしましょう。
別に撮影してもよいのですが、ダラダラ歩いている子が写っている写真は、おそらく学校側から「掲載NG」の指示が出ます。
発行までの作業をスムーズに進めるためにも、できるだけ「一生懸命走っている子どもたちが写っている写真」を撮るようにしましょう。
場所がわかるように風景も撮ろう
マラソン大会は、学校近くの土手など校外で行なわれる場合が多いです。
よって、マラソン大会を撮る際には周辺の風景も撮影しておきましょう。
会場近くを流れる川や草花、高層ビルの様子などを撮影して広報誌に載せると、プロっぽい広報誌に仕上がります。
人間だけでなく風景も豊富に撮りましょう。
見学する児童の活躍も撮ろう
マラソン大会は、意外と見学する児童が多いです。
学校は休んでいなくても、前日まで風邪で休んでいたり喘息などを持っていたりすると、たいていマラソン大会は休ませます。
マラソン大会を撮る際には、そんな子どもたちの活躍にも注目!
走ることはできなくても、ゴール地点で「●●分経過」といったプラカードを出すなど重要な役割を担っていることがあります。
そんな子どもたちの姿も忘れずに写真に収めましょう。
PTA広報委員は、常に「ひとつの行事は全員の力で作られている」という気持ちで撮影に臨むことが大切。
そうすることで、皆に喜ばれる広報誌を作ることができますよ。