通学路の危険な場所を地図入りで紹介
小学校では毎年、校外委員や先生方、地域のボランティアの方々が連携して、通学路における危険な場所を調べています。
たとえば車の出入りが激しい保育園・幼稚園付近、信号のない横断歩道等々。
広報委員が校外委員とタッグを組み、広報誌でそのような場所を紹介すれば、皆に喜ばれますよ。
地域の交通安全ボランティアの方が参加する催しがあれば、その際に座談会などをもうけても良いでしょう。
携帯やスマホの所有率・使い方アンケート
最近は小学生も携帯をもち、保護者や友達と連絡をとりあうようになってきました。でも、携帯やスマホを持たせるか否かは家庭によって様々。
意外と、他のご家庭の方針が気になるものです。
携帯電話やスマートフォンの所有率や使い方のアンケートをとり、円グラフなどで載せると、面白くて役に立つ誌面になりますよ。
「いじめ」に関する特集
子どもたちや保護者にアンケートをとったり、親同士で座談会をしたりして、「いじめ」の特集を組むのもよいですよ。
「いじめ」は本人が直接訴えるのが非常に難しい問題です。
そんな時こそ広報委員の出番!
匿名アンケートを広報誌に載せることで、辛い思いを吐き出せない子どもの気持ちや、保護者や先生からは見えなかった「いじめ」の実態などが浮かび上がることがあります。
広報誌が子どもたちの学校生活をサポートする一助になれば、それほど嬉しいことはありませんね。
「朝食」に関するアンケート
朝食は、他の家庭のメニューが気になるところです。
- 「わが家の朝食はいい加減なのではないか」
- 「がんばって作っても全然食べないんだけど、大丈夫なのかしら?」
各家庭の朝食メニューや、子どもたちがどれぐらい食べるのかなどのアンケートをとり、誌面に載せてみましょう。
多くのご家庭にとって、非常に役立つ誌面になること請け合いですよ。
さいごに
広報委員はやや極端に言えば、なくても良い存在です。広報誌を丹念に読む保護者も、(広報委員以外は)あまりいないようです。
でもそれだからこそ、魅力ある誌面を作れるように努力をしていきたいですね。子どもたちは、保護者が思っている以上に広報誌を楽しみにしています。
だからといって、しょせんボランティアのPTA。あまり張り切りすぎると、メンバーの士気がどんどん下がる可能性も・・・。チームワークを第一に考え、無理をすることなくできる範囲で、楽しく広報誌作りを進めていきましょう。
PTA広報誌を作った経験は、あなたが一生懸命子育てをした証にもなります。
また多くの人と協力しあい、ひとつの作品を作り上げた経験は、きっと大きな自信にもなります。
このサイトが「はじめてPTA広報委員になってしまった」あなたの助けになりますよう、心から祈っています。