PTAの広報誌を作る際には、アイデアの募集が欠かせません。
たとえば「先生方の紹介」や「卒業生へのアンケート」の内容、レイアウトデザイン等々を決める際には、委員全員からアイデアを募ることが大切です。
ここでは、PTA広報委員からアイデアを募集するコツをお教えします。
そのコツとは、以下の3つです。
- 事前にメールでアイデアを募集する
- 会議では、付箋にアイデアを書いて張り出す
- 他人のアイデアに水を差さない
ではそれぞれについて、説明していきますね。
事前にメールでアイデアを募集する
PTAの会議は、なかなか全員そろうことはできません。よって、委員長もしくは各号のリーダーは、あらかじめメールでアイデアを募集しておきましょう。
なかには会議には出席できなくても、アイデアを積極的に送ってくれるメンバーもいます。またそうすることで、なかなPTAに参加できない人が仲間外れになるような事態も防ぐことができます。
会議に出席できる、できないに関わらず、あらかじめメンバー全員からメールでアイデアを募りましょう。当日の会議に向けた、心の準備もできますよ。
会議では付箋にアイデアを書いて張り出す
会議でアイデアを募る場合は、大きめの付箋にアイデアを書いてもらい、皆が見えるところにペタペタと貼り出しましょう。
もちろん、事前に集めたアイデアも同時に貼り出します。付箋のサイズは75mm×75mm以上とします。
そうすることでPTA広報委員全員がアイデアを一斉に考えることができ、非常に効率的です。
また付箋なら貼るのも剥がすのも簡単なので、アイデアの採用・候補・不採用などを見えやすく表示することができます。
記事レイアウトのアイデア募集なら、付箋の位置や順番を変えるだけでレイアウトをスムーズに決めることができます。
アイデアを募集する際には、大きめの付箋を活用しましょう。
他人のアイデアに水を差さない
PTA広報委員会でアイデアを出す際、他人のアイデアに水を差さないようにしましょう。
時々、誰かの出したアイデアに対し「自分の子どもは〇〇が得意だから、あっちのアイデアがいい」とか「うちの子は中学受験させるから、それに協力させたくない」などと言い出す人がいます。
学年全体で問題になっているような事情で反対意見を出すのならば、仕方がありません。でも、ごく個人的な事情や自分の子どもの能力を持ち出して反対するようなことは極力避けましょう。
なおアイデア募集に限らず、会議の際に自分の子どもの話に夢中になるのはタブーです。
皆、貴重な時間を割いて全校児童のために活動していることを忘れずに。